弓の女神の名を受けたお姫様
パノルムスの姫君
パノルムス王国はシチリア島内で最も大きな港を有している、外国との貿易により築かれた豊かな財産は国に住まう人々の生活を潤した。そんな豊かな国のお姫様として生を受けたアルティミスは小さい頃から何不自由なくのびのびと育ってきた、彼女は幼い頃から健康で病気もほとんどしない、体力のある子供であったがどちらかと言えば大人しいタイプの女の子であった。
弓の練習
ギリシャの神話に登場する弓の女神“アルティミス”の名を与えられた彼女はある日、その名に恥じぬようにと、侍女に用意させた弓を手に取り練習を始めた。
銀の弓
アルティミスにはきっと生まれつき身体を動かすことに才能があったのだろう、初めはパノルムス国王の娘であるアルティミス姫に対する建前とおべっかで彼女の“弓遊びを”褒めていた侍女たちも日を重ねるごとに上達してゆく彼女の弓の腕前に驚嘆しアルティミスと言う女性に一目置くようになってゆく。
射抜かれるリンゴ!
そんな侍女たちの口からアルティミスの弓矢の噂を聞いた王宮の人間の中には彼女を「女神アルティミスの生まれ変わり」と信じてしまった者までいたほどであった。

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