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| 地中海に浮かぶ中立地帯、シチリア島にある３つの小国の中で最も経済力の豊かな王国“パノルムス”のお姫様。 |
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| ３つの国の軍事バランスは近年までは均衡が保たれていた、だがある時“メッシーナ”と“シラクサ”による同盟関係が成立、両国は大陸の大国“カルタゴ”との貿易で潤うパノルムスの港欲しさに突如として侵攻を開始した。 |
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| 自軍の２倍近い兵力による奇襲を受け窮地に陥ったパノルムス王は、船による商取引を狙う海賊退治の為城下町に常駐させていた１０００人の傭兵たちを正規軍の補助兵として戦線に投入した！ 実戦経験豊富な傭兵たちはこの戦闘に於いて高い戦果を上げる、中でもベテラン傭兵のみで組織された部隊に所属していた「戦場の死神」と呼ばれる赤い髪の女戦士“レッドソニア”の活躍は凄まじくわずか２００人たらずの部隊で１０倍以上の数の敵軍団を撃退、これを退けることに成功したのである！ |
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| 戦闘の結果を知らされ安堵するパノルムス王、だがメッシーナ王とシラクサ王はパノルムスの倍以上の資金をつぎ込み遠き異国の地より来たと言う傭兵団を複数募集、腕の立つ剣闘士だけの突撃部隊まで新たに編成し戦力を増強した！そして夜明けと共に再度戦闘の火蓋が切って落とされようとしていた。 双方の戦力差が明らかになった時、それを知ったパノルムス側の傭兵たちからは命惜しさに逃亡者が続出し始める、その為レッドソニアの善戦もむなしくパノルムスの都市は城壁に守られた王都を残し敵軍団に制圧されてしまう。 |
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| 海に面した巨大な港町を持つパノルムスは貿易などで親交の深い大陸の王国”カルタゴ”に救援を求めることとなった、その使者として選ばれたのがパノルムス王の娘“アルティミス姫”である、そして姫を含む使節の護衛として傭兵部隊から選ばれたのは赤い髪の女戦士であった！ |
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